FC2ブログ

沖縄女性弁護士の奮闘日誌

 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Trackback [x]
Comment [x]
 
毎日たくさんの方から色々な相談を受けていて,よく思うことがあります。
「法律は全能ですか?」

答えは,Noです。
法律は多数者の意見の集約であり,政治的に利害を調整するツールに過ぎない。
それが,私の結論です。

だけど,もし仮に,法律が最大公約数的に多数者の意見をくみ取り,構成されるものであるとすれば。
かつ,そこには多数派といえども無視しきれない少数派の事情が相当程度反映されてるものであるとすれば。
その世界に生きている「法律」は,社会の中の多数派・少数派を問わず,すべての人が共存し,かつ,最大公約数的に平穏で幸せに暮らしていけるための最大の武器になり得るのではないかな,と。
私は,そんなふうに思っています。

私は高校3年生の時,進学を考えるにあたり,芸術科に行きたい(絵を描くのが好きなので。)とか,文学部・国文科に行きたい(文学が好きなので。)とかいろいろ迷ったけど,最終的には,当時学科としては珍しかった立教大学法学部の「国際比較法学科」に進学することを決めました。
法律というのは,「みんな」が幸せになるために存在するはずである。
私は,幸せになりたい。そして,私が幸せになるためには,私の周りにいるすべての人が,幸せで,毎日笑顔で暮らせる社会じゃないと嫌なんだ。
そうだとすれば,みんなが幸せになるためには,まずは,そのためのツールである「法律」を知らなきゃいけない。そう思ったからでした。

この高校3年生の決意の時から大学卒業までのことを書き始めると,軽く書籍10冊くらい行きそうなので,割愛しますが…

その後,いろいろ紆余屈折あり,現在は,私は実務家・弁護士として,法律に携わり,仕事をしています。
毎日たくさんの人からいろいろな相談を受けて,「これは法律では何ともしようがないようね。」というときもあり,そういう時は,「法律といえども万能ではない。法律だけですべての問題が解決できるわけではないんだ。」と痛感し,自分の無力さを思い知らされます。
だけど,相談者の方が悩んでいる問題に,種々の法律を適用ないし準用し,その問題を解決してあげることができたときは。
本当に弁護士になってよかったな,と。心から思います。

現在,日本国内で施行(適用)されている法律は,相当数が多く,一般の方が仕事や日常生活を送りながら体系的に理解することはとても難しいと思う。
だけど,法律の中には,実は日常生活で十分「使える。」ものもたくさんあって,ちょっとしたトラブルでも,弁護士等の専門家に相談することで解決できることもあるかもしれません。
そういうとき,何か困ったことがあったときに,気軽に相談できる…たとえばかかりつけの町医者のように…そんな弁護士に,私はなりたいと思っています。
スポンサーサイト
コメントを投稿する
::この記事へのコメント::
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
::この記事へのトラックバック::
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。