FC2ブログ

沖縄女性弁護士の奮闘日誌

 
今日は、とっても嬉しいことがありました。

ある非接触の交通事故の事案で、事故状況について当事者双方の言い分がまったく食い違い、そもそも相手方の運転行為に起因する「交通事故」であるのか、或いは依頼者の自損事故であるのか争われていたケースで、事故直後に正確な実況見分調書が作成されていないために、事故状況の立証に大変難儀していた案件がありましたが、本日、訴訟上の和解により円満に解決することができました。わーいわーい
個人的に思い入れは強かった件なので、とっても嬉しいです。

この事案の解決の背景には、事案の調査に協力・尽力してくれた目撃者と依頼者の努力、そして、私の同期にあたる弁護士から、非接触の交通事故を分析した文献について情報を提供していただいたことがありました。
目撃者、依頼者の方、そして、情報提供してくれた同期の弁護士には、本当に感謝しています。

それにしても、今回、思ったのは、通常市民の方から1番初めに被害の相談を受ける警察官の方は、もちろん、違法・不当や人権侵害となる捜査を防止すべきことは当然ですが、初動捜査で判断や方法を誤れば、ともすれば、事後に、被害直後の状況を再現することは殆ど不可能になってしまう大変な責任を負っているということです。

もっとも、私個人は、一般的に警察という組織そのもの或いは警察官に対して、特に不信とか懸念とか抵抗とか弾劾心とか、そういうのが決してあるわけではなく、本当に親身になってくれて頼りになる警察官がいることも知っています。
しかし、たとえどんなに経験を積んでベテランになろうとも、社会的に責任のある職や立場にある者は、初めの印象だけで決めつけた判断を下すことなく、少なくとも、事後に当時の状況を再現することが不可能になる(証拠が散逸してしまう)ことがないよう、細心の注意を払う必要があります。

これは、警察官に限らず、弁護士にも言えることなので、私自身も、今後も、この点を肝に命じながら、できるだけ、相談者・依頼者の話をよく聞き、真に救済されるべき方が埋もれてしまう自体にならないよう、細心の注意を払っていきたいと思います。


スポンサーサイト



コメントを投稿する
::この記事へのコメント::
No title
事案の解決、よかったですね。
依頼者の方にも、社会的にも責任ある仕事ですよね。これからも頑張ってね。
2011/08/12(金) 22:46:57 | URL | YUSUKE #SHA/z9W6[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
::この記事へのトラックバック::